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佐賀の観光

佐賀  |

九州7県の中で、佐賀県というと、有名な観光地もないし、名物って何って思われる方も多いかもしれません。
ご当地出身の芸人さんの歌にも、悲しい性とSAGAをひっかける歌がありましたよね。
まぁ、よくよく考えれば、伊万里焼や有田焼などの陶磁器の産地として、古くより知られていますし、嬉野など有名な温泉もあるんですが。
その例の歌に、バスに乗って佐賀の県道を走ると一面田んぼだらけ、まるで弥生時代って歌詞があるんですが、それにひっかけたおすすめ場所があります。

場所は、九州新幹線新鳥栖駅から電車で10分ほど、3駅目にある吉野ケ里公園です。
吉野ヶ里公園は吉野ヶ里遺跡を公園にしたもので、117ヘクタールという広大な園内には、弥生時代の建造物が再現されており、遠い卑弥呼の時代にタイムスリップしたような体験をさせてくれるテーマパークです。
ただテーマパークといっても、この手には珍しい国営(国土交通省傘下)のテーマパークです。
そんな吉野ヶ里遺跡付近には、一軒だけ宿泊施設があります。それが吉野ヶ里温泉ホテルです。

一見ただのビジネスホテルなのですが、ここの売りは隣接している日帰り温泉の吉野ヶ里温泉卑弥呼乃湯で、宿泊者は無料で利用できます。
16種類の天然温泉とサウナからなり、特に露天風呂はとても広い岩風呂になっており、岩の積み方が古代を思わせます。
嬉野のような旅館が立ち並ぶ温泉街ではなく、芸人の歌詞にあるような、一面田んぼだらけの地ですが、視界に入る前方後円墳や、櫓、竪穴式住居などを見ると、歌詞の通り、そこは弥生時代です。

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